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2025/09/19 15:26

時を超えて輝くアンティークビーズと、日々に寄り添うアクセサリー

現在開催中のPOPUPアクセサリー展、SmiLeさんについてご紹介いたします。
鳥取県の小さなアトリエで、アンティークビーズやさまざまな素材を使い、一針一針刺しながらアクセサリーを制作されています。
作品を生み出す時は、頭に浮かんだ想いを手元へと落とし込み、素材と静かに向き合う時間をを大切にされています。

完成したアクセサリーが誰かの暮らしにそっと寄り添い、日常に自然に溶け込んでくれることを願いながら制作を続けています。


□小さなビーズに宿る物語
アクセサリーに使っているビーズは、とても小さく繊細です。
主に扱っているのは100年以上前に作られたアンティークのガラスビーズです。
なかでも特に特別なものとして、紀元前1世紀から紀元後4世紀頃に作られた“ローマンビーズ”があります。
「紀元前」という単語そのものに神聖さを感じませんか?
そんな大昔からビーズが存在し、アクセサリーとして蘇ることに壮大さを感じます。

小さな丸いブローチに使っているビーズは、その数千年の時を越えて今、作品の中で新たな命を宿しているとも言えますね。
アンティークという言葉は「100年以上前のもの」を指しますが、SmiLeさんの作品にはさらに古代のものまで織り込まれています。
まさに“時を超えて身にまとえる”アクセサリーと言えるかもしれませんね。
そう思うと唯一無二のアイテムなんです。

□希少なアンティークメタルビーズ
素材はガラスだけではありません。
アンティークの金属ビーズ(金・銀)も用いています。
特に銀のビーズの中には、タイの山岳少数民族・カレン族による手仕事「カレンシルバー」も含まれており、その繊細な表情は作品に独自の風合いを与えてくれます。

アンティークメタルビーズは、第一次世界大戦以前に作られた非常に希少なもの。
当時は貴族の装飾品として多く用いられましたが、戦争によって金属が貴重になり、生産は中止されてしまいました。
そのため、現在ではガラスビーズ以上に手に入れることが難しい素材となっています。

特に「これだ!」と思えるアンティークメタルビーズに出会うのは本当に稀で、
今もフランス在住の知人にお願いして探してもらっているそうです。
手にした瞬間に感じる唯一無二の風合いは、まさに歴史そのものの輝きのようにも思います。


店内にも素敵なアクセサリーが並んでいます。
お手に取っていただき、あなただけの一品と出会えますように。

SmiLeさんアクセサリーページはこちらです。
https://favlife.base.shop/categories/6894037